vol.025人と花を結ぶ 【花結師 TAKAYA 氏】

2016-09-24

第25回目のデザロン・キョウトは、海外からも注目の的となっている 花結い師 TAKAYA 氏をゲストにお迎えしました。

「人と花を結ぶ」をコンセプトに独創的な手法で髪に花を結っていく「花結い」。かつて料理の世界からその道に進まれた経緯や、作品づくりの発想の起点や取組み、パフォーマンス、どれを取ってもTAKAYAさんの”直感”そのものであり、その直感を大切にしながら歩まれている人生のように感じました。

トーク前のパフォーマンスは静寂の中、鋏の音だけが響く緊張感ある空間で、モデルのダンスとまた時間が止まったかのような感覚になる静かで流れるような美しい花結いを見せていただきました。トークではその緊張から解き放たれたように、笑顔と笑いの溢れす楽しい時間となり、過去のデザロンにはない、空気感と貴重な経験をさせていただきました。

ゲスト
TAKAYA 氏
(花結い師)
開催日時
2016年9月24日
会場

イベントホール 洛央

TAKAYA 氏

1975 年生まれ。2004 年より京都を拠点に、人と花を結ぶ「花結い師」としての活動を開始。 生花で独創的なヘッドドレスを制作し話題を呼ぶ。人に花と衣をまとい華に開花するパフォーマンス「花衣華 ( かいか )」を国内外で開催し、活動の場を広げる。2010年、YUMI KATSURA GRAND COLLECTIONにて花結いを行い、以降もコレクションを担当。 堂本剛アルバム「Shamanippon-ロイノチノイ」で花結いを担当。
イギリス最大手新聞であるデイリー・テレグラフ紙をはじめ、オランダの有名雑誌や新聞など、海外メディアからも注目を集めている。 企業やブランドとのコラボレーションによる作品制作の一方で、自ら制作する作品においては、人と花から受けるインスピレーションの表現や、即興による花結いを行い、見る人の感性を動かす「美」を追求している。 最近では、IWAYA TOSIKAZU ウエディンドレス花結いを担当する。 マツコ・デラックス、シルク、てつじ(シャンプーハット)、宇治原史規(ロザン)、羽野晶紀、古田新太の花結いも手がける。