第14回目のゲストは、染色家 玉村 咏 氏。色にこだわり、独自で創り続けられている染めの世界は、ため息がでるほど美しいグラデーションの世界でもありました。着物だけでなく、インテリアやファイバー作品のなど創作への熱い想いをユーモアたっぷりに分かりやすくお聞かせ頂きました。着物の合わせや見立てなどもライブ感覚でみせていただき、特に女性には嬉しいイベントとなりました。
後日、玉村氏のアトリエ、工房にも参加者のみなさんと伺い、染の現場で自ら実演もしていただきました。
- ゲスト
- 玉村 咏 氏
(染織家 アトリエ 攸 代表) - 開催日時
- 2015年1月24日
- 会場
- 玉村 咏 氏
1947年福井市生まれ、染色を独学。1983年染色工房「アトリエ攸」を設立。京染の伝統を受け継ぎながら[染め]の新しい可能性を目指しつつ創作にあたる。きもの等の和装以外に、インテリア、屏風、タペストリー、ファイバーアートの造形作品等、現代に生きる染色作品を制作。オリジナルな作品創りの為に、発想デザインから最終工程まで１０余りに分かれる工程を、全てアトリエ内にて一貫制作。京都、東京、福井等で個展を中心に作品を発表する。ローザンヌビエンナーレ、淡交ビエンナーレ大賞他、数々の賞を受賞。
