
第26回目となるデザロン・キョウトは、昨年末から京都大学総合博物館と京都文化博物館で共同開催されている「日本の表装」展を装潢師 岡岩太郎氏に解説していただきながら観覧&勉強する「課外授業」。
表装とは、修復とは、そして守り伝えて次代へ残すことはどういうことなのかなど、具体的な作品を観覧しながらその時代背景や修復における技術的な事柄まで丁寧に解説していただきました。日本人の独特な感性や時を越えて受け継がれる想いなど、目からウロコのお話も多く、大変貴重な時間となりました。
京都文化博物館
「総合展示 日本の表装 〜掛け軸の歴史と装い〜」2017年2月19日まで開催
京都大学総合博物館
「特別展 日本の表装 〜紙と絹の文化を支える〜」2017年2月12日まで開催