vol.021仏教伝来秘話、鑑真和上と律宗 〜共結来縁〜 【唐招提寺 執事・壬生寺 副住職 松浦俊昭 氏】

2016-02-20

第21回目のデザロン・キョウト(2月20日開催)は、唐招提寺 執事・壬生寺 副住職の松浦俊昭氏をゲストにお迎えしました。仏教の基本的な考えから唐招提寺、壬生寺の律宗の教義、建造物のお話、また「国宝 鑑真和上像」の解説、はじめて一般に公開される「お身代わり像」の制作過程、仏教という世界観から人が生きる上での教え、また壬生狂言の演目、意味と面などのクリエイティブな話まで盛りだくさんの内容でした。最期は鑑真和上の言葉のひとつ「共結来縁」という、デザロンの主旨にも繋がるお話もあり、大変有意義な時間となりました。

ゲスト
松浦 俊昭
(唐招提寺 執事・壬生寺 住職)
開催日時
2016年2月20日
会場

新風館 SAKURA HOUSE

松浦 俊昭

京都市生まれ。龍谷大学大学院終了。お地蔵様、壬生狂言、新選組で知られる律宗大本山 壬生寺 副住職。塔頭 中院住職。奈良 唐招提寺 侍従を兼務。2015年、京都市・イタリアフィレンツェ両市の友好50周年記念行事のひとつとして「真如寺」(フィレンツェ市)で京都の無形文化財にも指定されている「地蔵盆」を開催、新たな祠と仏具を贈り、京都市長をはじめとする京都のとフィレンツェの人々で開眼法要を執り行う。