Desalon Kyoto vol.042 | 僧侶・イラストレーター 中川 学 氏

2025-04-16

僧侶と絵師の二足のわらじで活躍する中川学さんは、リクルートのコピーライターとして広告制作現場での活躍から一転、慈舟山瑞泉寺の住職へ。僧侶として道を説き、人々を導く一方、独自の世界観で描かれる「和POP」として、世界的にも知られる魅力的なイラストレーターでもあります。

僧侶、そしてイラストレーターは職業なのか、それとも生き方なのかを軸に、広告制作者から僧侶の道を選び、イラストを描くに至った理由、また混沌とする現代、何かを信じることや自信を持って生きるために必要なこと、また京都のことやクリエイティブから浄土まで(エトセトラな)お話しをしてみたいと思います。

 

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Desalon Kyoto vol.042

■ゲスト:中川学 氏(浄土宗西山禅林寺派僧侶、慈舟山瑞泉寺住職、イラストレーター Kobouzu
■テーマ:「浄土と絵師、二足のわらじ 絵と世と裸(エトセトラ)」
■日 時:2025年5月31日(土) 16時開場・16時20分頃開始、18時終了
■会 場:QUESTION 4F Community Steps
〒604-8006 京都市中京区河原町通御池下る 下丸屋町390-2
京都市営地下鉄東西線「京都市役所前」駅 1番出口 徒歩約1分
京阪電車「三条」駅 12番出口 徒歩約5分
■参加費:2,000円

◎参加のお申し込みは、「こちら」からお願いします。
フルネームでお名前を記入して頂き、「メッセージ」内に「デザロン42に参加希望」と書き添えてください。
ご友人などと一緒に参加される場合は、同伴される方全員のお名前をフルネームで記入してください。

■プロフィール
中川 学 Gaku Nakagawa

1966年生まれ。浄土宗西山禅林寺派僧侶。佛教大学文学部で仏教美術を学び卒業後リクルートに入社、求人広告のディレクターを6年間経験した後京都瑞泉寺に戻り、僧侶とイラストレーターの二足のわらじ生活を始める。現在住職。デジタル手法で描き出される和洋を問わない様々なモチーフは、2005年ドイツの美術出版社TASCHN発行の世界で注目されるイラストレーターを紹介した書籍「ILLUSTRATION NOW」に選ばれ、また2007年よりロンドン発のトレンド雑誌MONOCLEの挿画・表紙画を手がけるなど海外からも高い評価を得ている。現在は時代小説の装丁画や絵本など日本文化に根ざした仕事に力を入れている。

『繪草子 龍潭譚』(自費出版)と『絵本 化鳥』(国書刊行会)は共にアジアデザイン賞受賞、朱日記(国書刊行会)、『榲桲に目鼻のつく話』(エディシオン・トレヴィル、河出書房)は特装版(エディシオン・トレヴィル)が、indigo Design Award 2020 Book  Design部門GOLD賞・第54回造本装幀コンクール「出版文化産業振興財団賞」受賞。

主な小説挿絵/橘花抄(葉室麟著 週刊新潮2009-2010)、とっぴんぱらりの風太郎(万城目学著 週刊文春2011-2013)、尼子姫十勇士(諸田玲子 サンデー毎日2017-2018) 織部の妻(諸田玲子 京都新聞2023 )

主な絵本/『絵本 化鳥』『朱日記』『絵本 龍潭譚』(国書刊行会)、『榲桲に目鼻のつく話』(河出書房新社)、『詩画集「幸せに長生きするための今週のメニュー」(ミシマ社)、『だいぶつさま おまつりですよ』、『だいぶつさまのうんどうかい』『おいなりさん』『絵本法然上人ものがたり そのとき門はひらかれた』(共にアリス館)、『やまびと(えほん遠野物語)』『世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ』(共に汐文社)、『か~なむらのそんちょうさん』(絵本館)など多数。最新作は『だいぶつさまかぜをひく』(アリス館)