Desalon Kyoto vol.031 | 望月めぐみ 切り絵展・白沙村荘橋本関雪記念館 観覧ツアー

2017-10-18

“Desalon Kyoto vol.031”
第31回 デザロン・キョウト開催

Design + Salon + Kyoto

第31回目のデザロンは、11月23日から白沙村荘 橋本関雪記念館で開催される「望月めぐみ切り絵展」の特別企画として、「日本画家 橋本関雪氏が半生をかけて大地に描き出した文人の理想郷」である白沙村荘の庭園、そして望月めぐみ氏の新作切り絵掛軸を観覧するツアー、トークイベントを開催します。

今回は、公益財団法人 橋本関雪記念館 代表理事である橋本眞次氏にご解説いただきながら、日本画家 橋本関雪氏の愛した白沙村荘内を巡ります。その後、白沙村荘内 大画室存古楼に開催されている「望月めぐみ 切り絵展 〜光ヲ彫ル〜」を鑑賞、作者の望月めぐみ氏ご本人と今回の展覧会を後援されている株式会社 岡墨光堂 代表取締役である装潢師 岡岩太郎氏とともに、デザロン・キョウトとしてトークを展開します。精緻な立体作品である切り絵の制作とそれを表装するという、これまでにない画期的な挑戦をされたお二人とその試みを支えられた橋本眞次氏にも様々なお話を伺いたいと思います。

大画室存古楼でのトークの後は、同施設内の「レストラン NOANOA」で交流&懇親会を開催いたします。白沙村荘の観覧から展覧会の鑑賞ツアー、そしてトーク&交流会と言うとても贅沢な企画です。みなさま、ぜひご参加ください。

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ゲスト:望月めぐみ氏・岡岩太郎氏・橋本眞次氏

日 時:2017年11月25日(土)
16時〜 白沙村荘 庭園観覧ツアー(持仏堂前集合)
17時〜 望月めぐみ切り絵展鑑賞+デザロン・キョウト(大画室存古楼にて)
18時〜 交流・懇親会(レストランNOANOA)
会 場:白沙村荘 橋本関雪記念館
参加費:4,500円(白沙村荘橋本関雪記念館の入館料、飲食代を含む)
定 員:50名 ※定員になり次第締め切ります
※参加費は、入館時に「デザロンに参加」と伝えて、当日受付にてお支払いください。

特別協力:望月めぐみ|MOCHIME PAPER CUTTING
白沙村荘 橋本関雪記念館
株式会社 岡墨光堂

※庭園、記念館は10時から入場可能です。ミュージアムにて特別展「関雪と印象」開催中です、「デザロン・キョウト」開始までにゆっくりとご鑑賞ください。

パーソナリティ:
八十住 孝(マザー株式会社 代表
大衡 秋逸郎(アートディレクター・gridGraphic 代表)
福田 恵子(デザイナー・IMOS Design 代表)

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【展覧会】
望月めぐみ切り絵展 〜光ヲ彫ル〜
会期:2017年11月23日(木・祝)〜12月17日(日) 10時〜17時
会場:白沙村荘 橋本関雪記念館
主催:公益社団法人 橋本関雪記念館
後援:株式会社 岡墨光堂

【プロフィール】

■ 望月 めぐみ(もちづき・めぐみ)
切り絵作家。1978年神奈川県生まれ。東京学芸大学在学中より切り絵作家として活動をスタート。飛鳥大仏アートコラボレーション(奈良県飛鳥寺)、個展「さくら満ちて」(岩倉実相院)、「日本文化月間切り絵作品展」(ブルガリア)等、展示多数。現在は東山の町家アーティスト・イン・レジデンス「あじき路地」にアトリエを構える。著書に「平安絵巻の素敵な切り絵」(PHP研究所)がある。

■ 岡 岩太郎(おか・いわたろう)
株式会社岡墨光堂 代表取締役
京都市生まれ
博士(学術)
1998年に文化財修理と表装を生業とする株式会社岡墨光堂に入社し、2009年より現職。2014年に創業120周年を迎え、四代目 岩太郎を襲名した。岡墨光堂では国宝や重要文化財を始め、あらゆる絵画や書跡の修理を専門としつつ、伝統的な技を活かした表装技術を引き継いで、時には現代美術の表具や額装も手がけている。

■ 橋本 眞次(はしもと・しんじ)
公益財団法人 橋本関雪記念館 代表理事
美術史家。1973年京都市生まれ。1995年在学中、館長代理に指名される。2014年、公益財団法人移行により代表理事就任。2017年、宗教法人 月心寺 代表役員に就任。京都画壇の近代史および、それに伴い遺された文化財の修理保存や活用などを行う。


白沙村荘 橋本関雪記念館 庭園


白沙村荘 橋本関雪記念館 大画室 存古楼

望月 めぐみ 氏