Desalon Kyoto vol.022|ゲスト:装潢師(そうこうし)岡 岩太郎 氏

2016-02-10

“Desalon Kyoto vol.022”
第22回 デザロン・キョウト開催

Design + Salon + Kyoto

第22回目のデザロンは、装潢師(そうこうし)・株式会社岡墨光堂 代表取締役  岡 岩太郎 氏をお迎えします。

明治27年(1894)創業の岡墨光堂は、120年以上に渡り日本画の表装や、重要文化財、国宝などの絵画・書跡の修理に携わってこられました。今回は高山寺の「国宝 鳥獣人物戯画」の修理も担当された四代目 岡岩太郎氏をゲストにお迎えして、日本の宝である書画を美術品として鑑賞する立ち位置はもとより、修理という裏方の視点、また失敗が許されない唯一無二の厳しいお仕事やその世界観についてお聞きします。

「鳥獣人物戯画」や生誕300年で沸く「伊藤若冲」の修復秘話など、美術館や博物館では絶対に聞けないような様々なエピソード、また京都であること、その技について、また文化・伝統の継承などについてもお伺いします。

ゲスト:岡 岩太郎 氏
日 時:2016年3月12日(土) 19時〜(18時30分開場)
会 場:SAKURA HOUSE(新風館 3F)
会 費:学生 3,000円・一般 4,000円
フリードリンク・ブッフェ形式
定 員:60名

パーソナリティ:
八十住 孝(マザー株式会社 代表)
大衡 秋逸郎(アートディレクター・gridGraphic 代表)
福田 恵子(デザイナー・IMOS Design 代表)
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岡 岩太郎(おか・いわたろう)

株式会社岡墨光堂 代表取締役

京都市生まれ
1996年 関西学院大学文学部博士課程前期修了。文学修士(日本美術史)
1996年〜1998年 米国スミソニアン研究機構フリーア美術館にてリサーチアシスタントとして勤務

1998年に文化財修理と表装を生業とする株式会社岡墨光堂に入社し、2009年より現職。2014年に創業120周年を迎え、四代目岩太郎を襲名した。
岡墨光堂では国宝や重要文化財、それに準ずる絵画・書跡文化財の修理を専門としつつ、伝統的な技を活かした表装技術を引き継いで、時には現代美術の表具や額装も手がけている。同時に現在、京都工芸繊維大学社会人博士課程に所属し、伝統技術の技の定量化の研究も進めている。

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Desalon Kyotoはゲストも主催者もすべてノーギャランティで開催しています。そのため、参加者の皆様からいただく参加費は、すべて会場の費用となっています(一部、備品等にも使用しています)ので、当日のキャンセルについては、参加費用(キャンセル料100%)を頂戴しております。何卒、ご理解とご協力をお願い申し上げます。